筑波大学附属視覚特別支援学校のWEB

視覚障害に配慮した算数・数学教育に関する研修会の御案内

 筑波大学附属視覚特別支援学校数学科主催で、7月に研修会を行います。2007年から 2009年までの3年間は、科学技術振興機構(JST)の「理数系教員指導力向上研修」に申請し、補助をいただきながら行ってきました。その後、募集が中止され、補助が出なくなりましたが、継続して開催してきています。
 以下に今年度の概要を記載いたしますので、ご一読いただき、一人でも多くの方にご参加いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

【概要】

1 テーマ

「数学のワークショップ作り」
 視覚に障害のある児童・生徒に対して、算数・数学を指導する上で、概念や操作などが表面的なものにならないようにしなくてはなりません。そのためにも、イメージをもてるような指導が求められます。今回も、視覚障害に配慮した数学のワークショップを作る、実践的な内容にいたしました。数学的な題材の検討、視覚障害に配慮した教材や流れの検討、ワークショップの実践、そして見直しを行います。
 また、ワークショップや日頃の授業実践のヒントとなるような講演を、外部の専門家に依頼することも予定しております。
 この研修会で作り上げたワークショップを、各地で行われている「科学へジャンプ」などで、取り入れていただけることを期待しています。

2 日程

 2019年7月27日(土)10:00~17:00
       7月28日(日) 9:00~17:00
       7月29日(月) 9:00~16:00

3 主な内容

(1)講演
  講師:森田 純 氏(筑波大学数理物質系)
  テーマ:「ピタゴラス数・フィボナッチ数入門」(仮)

(2)ワークショップの立案
 ワークショップの題材として、視覚に障害のある中高生が楽しめるような数学の題材を出し合い、2つに絞ります。1つの内容が90分で行えるように、目標と内容の整理を行い、教材の検討を行えればと考えています。
 四色問題など、事前に知識を深めておいた方がよいようなトピックをお考えの場合は、参加予定者にあらかじめ共有しておきたいので、ご連絡いただけると助かります。

(3)ワークショップの作成
 中学生向け・高校生向けのワークショップをグループで作成します。
 特に流れや教材のわかりやすさなどの検討に力を入れたいと考えています。

(4)ワークショップの実践
 中学生(前半)・高校生(後半)を対象に、実際に90分のワークショップをそれぞれ行います。
 全員で役割を分担し、指導者・サポート・記録などを担当していただきます。

(5)ワークショップの再検討およびまとめの時間
 実践を元に、課題を整理して、今後の実践に向けて、シラバスと教材を仕上げます。

4 場所

 筑波大学附属視覚特別支援学校 (東京都文京区目白台3-27-6)

5 参加費

 500円
 *今年度もJST等の他機関の補助はありませんので、交通費宿泊費などは自己負担となります。

6 定員

 10名

7 申込み締切

 2019年7月5日(金)

8 申込み・問い合わせ先

 〒112-0015  東京都文京区目白台3-27-6
 筑波大学附属視覚特別支援学校 (担当:内田智也)
 電話:03-3943-5423  FAX:03-3943-5410
 E-mail: uchida@nsfb.tsukuba.ac.jp

2019/05/16